top of page

綺麗な女性はより綺麗にそれなりの女性はもっと綺麗に。

80年代富士フイイルムのCMで今は亡き樹木希林さんが「美しい人はより美しく、そうでない方はそれなりに」と宣伝していて今でも鮮明に覚えている。私は大学生の時のお正月前にフイルム販売のバイトをしたことがあった。部活(写真部)の先輩の紹介でさくらカラー(コニカ)からの派遣でカメラ屋の店頭で声を出しながら販売していた。その頃はフイルムは大きく分けて3社だった。富士フイイルム・コダック・さくらカラーの3社で各社のフイルムの紙箱の色がその会社の色の傾向を表していたと言われていた。富士フイルムだと緑の箱の色なので緑が綺麗で割とニュートラル。コダックは黄色い箱の色なので黄色よりの色になる。さくらカラーはオレンジの箱だったのでオレンジよりの色になった。プロが使うようなフイルムだとまた別だと思うが一般庶民が使うネガフィルムだとそんな感じだった。私は富士の色が好きだったのでさくらカラーから派遣されていてもお客さんからどれが良いか聞かれると富士を勧めていた。そんな時代にお正月に近づくと樹木希林さんが「お正月を写そ・・・」とか「美しい人はより美しく、そうでない方はそれなりに」とフイルムの宣伝をしていたなーと何故か梅雨が明けた今の時期に思い出した。理由は簡単。明日3台目のライカM11ブラックペイントが我が戦力に補強される。3年間お世話になった富士フイルムの中判デジタルGFX系を全て下取りしての3台目のM11。中判デジタルの解像度・色・立体感は本当に感動物だった。特に単焦点レンズで撮るとフルサイズとは全く違う世界が見えた。もうこれさえあれば良いと思った。しかし以前使っていたライカM10モノクロームの出す画像を思い出すとどうしてもM10モノクロームの中古が欲しいと思っていたらM11モノクロームが発売となり国内より一足早くが海外で入手。そして最初のカットを撮ってM11背面液晶を見たら「これだよな!」と。ライカはM11モノクロームとレンズ2本でやめておこうと思っていたのが、ソニーα一式売ればM11買えるしレンズも買えると思いそれを実行してしまった。そしてまたライカの沼にハマり富士の中判デジタルの出番が激減。中判の大きい・重いのも私の撮影の足を引っ張りとうとう中判ともさよならしてライカM11系3台・ライカ純正レンズ9本・富士フイルムのAPS-CのX-H2とそれ用のレンズは孫を撮るために残し作品を撮るのはライカで撮ると言う数年前のスタイルに戻した。話は長くなったがライカで「綺麗な女性はより綺麗にそれなりの女性はもっと綺麗に」撮ろうと思う。令和の木村伊兵衛になる

閲覧数:0回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page