とうとう一つの扉を開けた。
写真家とは本来は画家と同じく自分の撮影した作品をお客様に気に入って買って頂くのが本業。しかしその仕事だけで生計を立てている写真家はどれだけいるのか?日本で数名ぐらいしかいないと思う。大体は写真家と名乗っても商業写真を撮ったりブライダルや成人式の前撮り七五三などを撮りながら自分の作品を作っている人が殆どだと思う。私は体調が悪くなり勤めていた会社を退職した。そして数年療養後CM用の写真や不動産の物件撮影を2年ばかりした。しかし誰かについて撮影の勉強などしたことがないので今までの経験でアルバイト程度にしてきた。それと並行して今まで会社に拘束されていた時間がなくなりかなり平日でも自由に自分の作品制作に時間を充てる事が出来るようになった。このような時間が持てるのは運が良かったのだと思う。そして2020年からバイトも辞めてひたすら作品制作に集中した。そして今日とうとう額装した作品をお客様に納品する事ができた。今まで色々な人の力を借りながら写真を撮って来た。これが最初で最後かもしれないが一つの実績をして残すことが出来た。0と1では私の中では大きな違いだと思う。作品をお客様に納品した経験はこれからの写真家活動において他人から見れば小さいことだろうが私にとっては大きな一歩である。先ずは実績「1」である。感謝。掲載した写真とブログの記事とは何も関係ない。しかしこのようなチョッとお洒落な感じの写真を撮るのも好き。
